友達とふざけて、はしゃいで、バカやって、大笑いして。
親にウソついて夜に出かけたり、好きな子とドキドキしながらおしゃべりしたり。
10代の頃って今思うと毎日が特別。
日常にドキドキワクワクがいっぱいあったなぁ~。
あらすじ
モリーとエイミーは、高校生活のすべてを勉学に費やして有名大学に合格した。
輝かしい未来のためには、何かを犠牲にするのも仕方のないことと納得しての高校生活だった。
努力の末に勝ち取った自分の進路に誇らしい気持ちでいたモリーだったが、遊んでばかりいたクラスメイトたちも自分と同レベルの有名大学への進学や有名企業への就職が決まっている事を知る。
半分バカにさえしていたクラスメイトに「勉強も遊びもめいっぱい楽しんでやってきた」と言われ驚くモリー。
明日は卒業式。
モリーとエイミーは、失ってしまった高校生活をひと晩で取り戻す!とクラスメイトのニックが主催する卒業パーティーに乗り込むことを決意する。
しかし、エイミーの他に友人をつくることも無かったモリーは、ニックの家も連絡先もわからない。
二人は無事にたどり着くことが出来るのか。
高校生活最後の夜に、ガリ勉女子高生2人が繰り広げる騒動を描いた青春コメディー。
スタッフ・キャスト
2019年製作 アメリカ
原題:Booksmart
配給:ロングライド
監督 | オリヴィア・ワイルド |
---|---|
製作総指揮 | ウィル・フェレル、アダム・マッケイ |
脚本 | エミリー・ハルパーン、サラ・ハスキンズ、スザンナ・フォーゲル、ケイティ・シルバーマン |
エイミー | ケイトリン・デバー |
モリー | ビーニー・フェルドスタイン |
ミス・ファイン | ジェシカ・ウィリアムズ |
シャーメイン | リサ・クドロ- |
ダグ | ウィル・フォーテ |
ブラウン校長 | ジェイソン・サダイキス |
ジジ | ビリー・ロード |
ホープ | ダイアナ・シルバーズ |
ジャレッド | スカイラー・ギソンド |
トリプルA | モリー・ゴードン |
ジョージ | ノア・ガルビン |
アラン | オースティン・クルート |
ライアン | ビクトリア・ルエスガ |
テオ | エドゥアルゴ・フランコ |
タナー | ニコ・ヒラガ |
ニック | メイソン・グッディング |

感想
booksmart とは?
(形)書物上の知識がある
※プログレッシブ英和中辞典(小学館)より※
ここでは❝ガリ勉で世間知らず❞という意味。
主役の二人が可愛い。
冒頭の「ヤバいやつ来た」の場面から笑えます。
私が今まで漫画や映画で見てきた「ガリ勉」のイメージとは全然違う主人公のモリー。
クラスメイトから少し疎ましく思われてて、友達もいないのに自信満々で明るい!
モリーとエイミー、お互い褒め合ったりw
褒め合ったり⁇…いや、褒めちぎり合ってたり。
卒業式前日に知った衝撃の事実に
ショック受けてる場合じゃない!とかなり暴走気味にクラスメイトがいるパーティに殴り込み参加。
面白くて元気いっぱいで、賢いくせにちょっと抜けてるモリーとエイミーが可愛い。
一番興味がある年頃なので性の話もバンバン出てくるし。
聞かれたくない話は他言語で話すところが「勉強できる子」っぽいけど、その話してる内容がアダルト動画を見て予習するって話だったり。
しかも、校長先生の前で。
一度だけモリーが自分を卑下するようなことを言ったときのエイミーの言葉も良かった。
あんな風に言ってくれるなんて最高の友達だよね。
それまであまり深く付き合うこともなく、何となくの印象でそれぞれを決めつけていたけれど、話をしてみると思っていたのとは全然違ってた。…という話。
ガリ勉だからって勉強のことしか頭にないわけじゃない。
お調子者に見えるクラスメイトだって色んなことを考えてるし悩んだりもする。
誰だって真面目だったり、ふざけたり、悩んだり、頑張ったり、いろんな面がたくさんあるものだよね。
そりゃそうだ。
若干、上手くいきすぎなストーリーではあるけど、それでも
っていうメッセージは素直に「そうだよね~」と思う。
毎日の生活の中にドキドキワクワクがあったり、驚いたり喜んだり怒ったり悲しんだり…と、目まぐるしく感情に波があったり。
そういうのって年を取ると少なくなってきちゃうものなんですよね。
10代ってやっぱりどこか特別な感じ。
楽しいこと、腹の立つこと、嬉しいこと、悲しいこと、色々あるだろうけど全部ひっくるめて毎日を元気に過ごして欲しいな、楽しんで欲しいな、なんて思います。
エンディングも面白いので最後までじっくりと。
個人的には、ライアンとタナーが可愛かったな。