子供にスマホを持たせた時、ネットに関する注意事項をひととおり話して聞かせても子供って親の言う事なんてぜーんぜん聞いてないですよね。
そんな時にはこの映画!
口うるさいオカンからではなく、カッコイイ俳優さんにネットの怖さを語ってもらいましょう。
あらすじ
ある日、いつものように彼に電話をする麻美。
だが電話に出たのは聞き覚えの無い見知らぬ男の声だった。
麻美の彼・富田が落としたスマホをたまたま拾ったという電話の主から無事にスマホを受け取りホッとする麻美。
が、その日から麻美の周りで不可解なことが起こり始める。
そして同じ頃、とある場所の山中で若い女性の遺体が次々に発見される。
被害者の身元を調べていくうちに、ある共通点に気づく警察。
麻美の周りで起こり始めた不可解な出来事は、彼・友人・会社の上司…いろんな人を巻き込み麻美を恐怖で追い詰めていく…。
スタッフ・キャスト
2018年製作 日本
配給:東宝
監督 | 中田秀夫 |
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原作 | 志駕晃 |
脚本 | 大石哲也 |
稲葉麻美 | 北川景子 |
加賀谷学 | 千葉雄大 |
浦野善治 | 成田凌 |
富田誠 | 田中圭 |
毒島徹 | 原田泰造 |
小柳守 | バカリズム |
武井雄哉 | 要潤 |
杉本加奈子 | 高橋メアリージュン |
大野俊也 | 酒井健太 |
天城千尋 | 筧美和子 |

感想
タイトルから
と、予想してたんだけど意外と盛りだくさんの内容でした。
まずは、毒島さん。
泰造の役名が「毒島」
毒島さんと言えばあっちゃんでしょが!
と、妙なところにしょっぱなから引っかかる私。(前田敦子主演のあのドラマ見ました?)
そして、普段あまりテレビを見ないおばちゃん(=私)にありがちな
「今の若い子、みんな同じ顔に見えるわ」問題。
千葉雄大と成田凌、ずっと同じ人だと思ってました…。Σ( ̄ロ ̄lll)
俳優としてはそれぞれ知ってたのに。
お二人の出演作品もいくつか観てたのに。
なのに、この作品の中では同一人物だと思ってました(表の顔と裏の顔…みたいなやつ)。
途中から演者は同じ人だけど❝役の上では❞別人だ!と気づき(それも間違ってるんだけど)、
と、勝手に納得し、
ラストの遊園地で対面するシーン(ここに至ってもまだ一人二役だと思ってる私)
ここで、
「オレと同じ顔!!なんで?!」
てな展開になるんだね‥‥と思ってました。ホントに。(;´・ω・)
…全然ちゃうやん。
ま、私の勘違いの話はこの辺にして。
最初に書いたように、何の警戒心もなくSNSをしている10代の子供たちに見せたい映画。
実際、姪っ子が観に行って(鑑賞時、高校一年生)
「怖かった―――――!!!」
と言ってましたから。
そうそう、そうなのよ。
ネットって楽しいし便利だけど、危険な面もちゃんと頭の中に入れておいて欲しい。
良い人ばかりではないよ、っていうのも頭の隅にちょこっと入れておいて欲しい。
この映画を観て少しでも「気をつけなくちゃ」と思ってもらえると親としては嬉しい。
子供たちには観て欲しいこの映画。
だけど、オトナの私の感想としてツッコミどころも多く、
わざわざ映画館に行くほどではないかな~。(;’∀’)
北川景子ってこんなに演技下手だった?
大河(西郷どん)に出てた時はそんな風に感じなかったのに何でだろ。
そして、水戸黄門の由美かおる入浴シーンばりに出てくる田中圭サービスショット。
ベッドで眠る上半身裸のセクシーな田中圭。
スーツ姿のカッコイイ田中圭。
ちょっとドジでおちゃめな田中圭。
北川景子のスマホの中にはいろんな田中圭がいっぱい。
みんなこんな風に彼の写真をフォルダ作って入れてんの?
2人で一緒に撮った写真ならわかるけど彼一人の写真ばっかり…ちょっとコワイ。
あ、それからプラネタリウム上映中におしゃべりしたり立ちあがったりしたら他の人に迷惑よ。
少しネタバレも含まれますがこの映画、スマホ落としただけなのに殺人、虐待、いろんな話がてんこ盛り。
盛り込み過ぎて中途半端な感じも。
「理由」がもや~んとしてる。
そして、一番最後の話に一番ビックリ。
スマホ落としただけの話とちゃうんかぃ?!コワッッ!!
のん気に「一緒に機種変しよう♪」とか言ってる場合じゃないよ、これ。
【総評】
色んな要素盛り込みすぎ?
テレビドラマっぽい内容。
バカリズムは良かった。
ちょこちょこツッコミ入れたい箇所あり。
ラストの告白が衝撃過ぎて今までの出来事全部ぶっ飛んだw
私は受け止めきれない…