主人公のレネーがとにかく可愛い。
観ると元気が出る映画。
たくさんの女の子に観て欲しいなぁ~。
あらすじ
レネーはぽっちゃり体型で冴えない自分の容姿にコンプレックスを感じ、自分に自信が持てないでいた。
高級コスメ会社のリリー・ルクレアのオンライン部門に勤めているけど、職場は本社ではなく中華街にあるビルの地下。
あまり話の弾まない男性の同僚メイソンと二人で働いていた。
ある日、痩せるために通い始めたジムでバイクから転倒する事故にあい意識を失う。
目が覚めた時、異変を感じたレネーが鏡を見るとそこには絶世の美女の姿が!
「美人になりたい」といつも強く願っていた想いが叶ったのだと喜ぶレネー。
性格も超ポジティブになり、自信に満ちあふれ、仕事にも恋にも積極的になっていく。
しかし、それはレネーの思い込みで、鏡に映る自分が美人に見えているのはレネーだけ。
実際には何一つ外見は変わっていないのだった。
【公式サイトより引用】
スタッフ・キャスト
2018年製作 アメリカ
原題:I Feel Pretty
配給:REGENTS
監督 | アビー・コーン、マーク・シルバースタイン |
---|---|
脚本 | アビー・コーン、マーク・シルバースタイン |
レネー・ベネット | エイミー・シューマー |
エイヴリー・ルクレア | ミシェル・ウィリアムズ |
イーサン | ロリー・スコベル |
マロリー | エミリー・ラタコウスキー |
ヴィヴィアン | エイディ・ブライアント |
ジェーン | ビジー・フィリップス |
グラント・ルクレア | トム・ホッパー |
ヘレン・グレイ | ナオミ・キャンベル |
リリー・ルクレア | ローレン・ハットン |
メイソン | エイドリアン・マルティネス |
感想
主人公のレネーが可愛くて楽しくて何度も笑って、吹き替え版を観た後すぐに字幕版も観ました。
レネーの性格が可愛いの。
キレイになりたくてメイクもファッションもめちゃくちゃ頑張ってる。
自分は美人じゃない、と思ってるから少し消極的になることはあるけど
それでも、自分を卑下したり諦めたり、「どーせ」「私なんて」とボヤいたりすることもない。
美人になった!!と思い込んでジムをあとにし、嬉しくて道の真ん中をぴょんぴょん弾みながら歩くレネーが最高に可愛い。
きっと女の子が見たら共感する部分がいっぱいある映画で、細かいところにも「わかる~!」がいっぱいあるはず。
例えば、本社に行きたくない理由。
他の人から見たら、そんなんどーでもいい!っていうような理由でも本人には大問題で「絶対ヤダ!」って言いたくなるくらい重要だったりするんです。
行くならあらかじめ言っといて!だって完璧な状態で行きたいもん。←これです。
それから、ビキニコンテストの時のサンダル履いたver.と履いてないver.
これも重要w
これは、私もいまだにやりますよ。
どっちの靴がいいと思う?
片方ずつ履いて「こっち?」「それともこっちがいい?」と半身ずつ向きを変えて旦那や息子に無理矢理見せるのをw
このシーンを見て「一緒だ~」と笑ってしまいました。
結局、見た目は何ひとつ変わってなくてレネーの勘違いだったけど、この勘違いのおかげで「気持ち」が大きく変化。
「気の持ちよう」って本当に大事なんですね。
まだ“美人”に変身していない時に、気持ちに喝を入れてくれたメイソン。
私は勇敢!
私はブロンド!
私は出来る!!
ブロンドヘアっていうのは、イイ女の必須条件なのかな?
ブロンドじゃん!自信持てよ!!って感じ?
懐かしくて笑えたのが、車のミラーでチークをつけるとブレイブハートみたいになる。のセリフ。
「ブレイブハート」…1995年に制作されたメル・ギブソン主演の映画です。
主人公はこういう感じ↓

こんなチークってw(ちなみにこのイラスト、うちの息子が描いてくれました)
結構小ネタがあって、わかったのはこのブレイブハートだけだったんですけど。
あとは、
「私じゃない」って歌うときのセレーナ・ゴメス
グループコンパに登録してたハディット姉妹(と母親?)
カーダシアン?
ビキニでジェットスキー(ボードだったっけ?)にまたがって〇〇みたいに~。
とか。
誰のことだか何のことだかわからず…です。
もともと明るくて楽しい性格+美人になったことの自信も加わって、どんどん前向きになっていろんなことにチャレンジして。
「美人は多くの可能性が開ける」
と思っていたレネーだけどホントはそうじゃない。
いや、確かに美人だと何かとチャンスは多いかもしれないけど、そのチャンスをつかめるかどうかは「美人」は関係ない。
そして、誰もがうらやむお金持ちや美人や成功者だって何かしら「悩み」はあるってこと。
色々あるけどみんな頑張ってるんだよね、きっと。
イーサンの「将来はキミになりたいよ」って言葉は、最高の誉め言葉に聞こえる。
私も言われてみたいわ。
「夜中にパンクした時、一緒に居たい女の子」も嬉しいな。
無いものばっかり数えても仕方ない。
自分の嫌な部分ばかり見て、良い部分が埋もれてしまわないように。
こういう映画を観ると、笑顔&元気&幸せな気分でいっぱいになりますね。
やっぱりハッピーエンドのお話は大好き。
最後に。
レネーが自信をもって行動したことが仕事にも恋にも成功につながったけど、エイヴリーがいなくちゃチャンスはつかめなかったと思う。
エイヴリーが外見で判断することなくレネーを見てくれたからこそ。
エイヴリーも純粋でとても可愛らしい女性でした。
彼女の声は吹替の方が合ってたな~。