今、幼稚園・小学生の小さな子供たちの子育てに毎日あわただしく過ごしているパパ&ママへ。
大学の授業料っていくらぐらいかかるかご存じですか?
なんて言ってたら大変な事になるかもしれません。
早め早めの準備と心構えが必要です。
2歳違いの長男・次男が私立大学を卒業し、私はようやく学費地獄から解放されました。
実際の授業料、その他かかる費用、資金調達法、今から出来ることなど書いていきたいと思います。
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私立大学の授業料ってこのくらい
2020年から大学授業料無償化なんていうニュースがありましたが、無償化が受けられる世帯は住民税非課税世帯のみなんですね。
なので、対象外世帯の場合は入学金、授業料などは準備しておかなければいけません。
下の表は実際に私が支払った金額です。
もちろん大学によって差はあります。国公立はこれよりも安いですし、学部によっても違います。(理系は高い)
*** 長男・私立文系4年制大学 ***
高3の冬/入学金+前期授業料 | 763,500円 |
---|---|
大学1年の秋/後期授業料 | 472,500円 |
大学2年の春/前期授業料 | 483,500円 |
大学2年の秋/後期授業料 | 472,500円 |
大学3年の春/前期授業料 | 483,500円 |
大学3年の秋/後期授業料 | 472,500円 |
大学4年の春/前期授業料 | 483,500円 |
大学4年の秋/後期授業料 | 472,500円 |
*** 次男・私立理系4年制大学 ***
高3の冬/入学金+前期授業料 | 918,000円 |
---|---|
大学1年の秋/後期授業料 | 652,500円 |
大学2年の春/前期授業料 | 675,000円 |
大学2年の秋/後期授業料 | 667,500円 |
大学3年の春/前期授業料 | 690,000円 |
大学3年の秋/後期授業料 | 682,500円 |
大学4年の春/前期授業料 | 705,000円 |
大学4年の秋/後期授業料 | 707,500円 |
大学の授業料は基本年に2回、前期と後期に分けて支払います。
その時期になると学校から振込用紙が送られてくるんですね~。(;゚Д゚)コワイ!
入学金は、合格通知が来たすぐあと。
前期授業料と一緒に支払う。
推薦で合格した場合は、高校在学中に支払うことになります。80~100万くらいの大金を!(あ、私立です)
そして、表の赤字のところは長男と次男二人とも大学生だった時です。
我が家は2歳違いだったので2年間ほど大学生生活がかぶりました。
その間、二人の授業料合わせて、次男入学時140万円。その後は半年に一回112~116万くらい…。
正直、とってもキツかったです。
半年に一回100万以上の金、どっからかき集めろっちゅーねん!!!て感じで。
それまで、かなり大雑把、どんぶり勘定、行き当たりばったりの金銭感覚で主婦をやっていたのでほんっとに大変でした。
実は、子供たちがまだ小学生の頃、雑誌の「家計簿診断」コーナーに出たことがあるのですが、担当ファイナンシャルプランナーの方に
「コーナー始まって以来の最悪家計簿」
と言われた程で…(;´・ω・)
このままだったら必ず子供が大きくなった時に困りますよ。と、忠告されていたんですけど…聞き流しちゃってたのかなぁ?私…。ゴメンね、Wさん!言われたとおりになっちゃったよー。

お金がかかるのは授業料だけではない
上記の金額は授業料だけです。
その他考えられるものとしては、
・諸費
・スーツ
・服、靴、バッグ
・テキスト代
・通学の定期など
・自宅を離れる場合の生活費
諸費
同窓会とか自治会とか後援会とか卒アルなどなどもろもろのお金。
正直よくわからない内容のものもありますが、振込用紙が送られてくるので払いました。
私大ってオープンキャンパスも至れり尽くせりでお土産もあったりするし、いろんなイベントもあるし、○○通信みたいなのもよく送られてくるし、こういうものにかかるお金もここに含まれてるんですかね?
スーツ
大学の入学式の時に着ました。
男の子の場合は、その後の成人式や就活にも着るのであれば黒を選ぶ方が多いみたいです。
スーツに合わせて靴、ネクタイなどの小物類も一緒に。
女の子の場合は成人式に振袖を着る場合が多く…ていうか一生に一度のことなので親が娘に着てもらいたいんですよね。
この「成人式」
学費とは関係ないですが大学在学中にかかる大きな出費として頭の中に入れておいた方がいいかも(娘の場合)
振袖、小物類一色、ヘアメイク、写真撮影、場合によっては家族でお食事など。
レンタルにしても購入するにしてもいいお値段しますし、何だか盛り上がって感覚がマヒしますので(笑)
時々冷静になりましょう。
あと、レンタルの場合は予約はかなりお早めに!
服、靴、バッグ
高校時代は制服だったけど、今度からは私服で通うことになるので最初だけ数着買いました。
あとは自分でバイトして買ってます。
テキスト代
結構高いです。毎年あります。
学部、学科によっては実習教材、専門書、ゼミ旅行の費用などもあるかもしれません。
学部や選択科目によっていろんな資格を取るために試験を受けるので、その受験料などもかかります。
通学用の定期など
大学生になると授業が無い日があったり、夏休みが2カ月くらいあったりして定期を買ってもフルに使いこなしてはいませんでした。
それでも、学生用の定期券なので割引率が高く3カ月や6カ月買う方がお得なこともあるので定期購入時はあれこれ計算しつつ悩みました。
免許を取ったら車や原付で通ったり…というのもあります。
自宅を離れる場合は生活費
これが一番大きいです。
スマホ代や服、友達との遊びのお金はバイトして出しなさいって言えるけど、さすがに生活費は出してあげないと学校行かないでバイトばっかりになってしまいそうなので。
私の周りでは月の仕送りは5~10万というのが多かったです。
これも住む地域によって大きく差が出ます。
最初にいるものは敷金・礼金、家電一式。
そして毎月必要なのが家賃、光熱費、スマホ代、インターネット代、食費などの生活費。
県外の大学に行ってしまったら仕方がないのですが、出来たら自宅から通ってほしいですよね。
家を出て一人暮らしに憧れる子も多いですが、ここはきちんと親子で話をしておく部分だと思います。
国公立だったら県外の大学でもOKとか、私立だったら自宅から通えるとこにして、とか決めてるご家庭もありました。
我が家の場合
基本、親が出すのは授業料・各種試験の受験料・テキスト代・定期など学校に関するもののみ。ということにしてました。
スマホ、美容院、服、飲み会、趣味のものあれこれなどはバイトで。
とはいえ、たまに一緒に出掛けた時は服を買ってあげたり、お小遣いあげたり、なんてこともあったのでそんなに無理することもなく(贅沢は出来ないにしても)子供たちも自分のできる範囲内でうまくやりくりしてたんじゃないかな?と思います。
子供にお金の話をするのは嫌だ。という方もいらっしゃいますが親も無限にお金を出せるわけではないのである程度は話しておいた方がいいのでは?と思います。
下に妹や弟がいる場合は特に。
教育資金を準備する
出来ることなら、子供たちが希望する進路に進んでいってほしい。
勉強が足らなくてダメだったのなら仕方ないけれど、お金が無くて断念させるのだけはさせたくない…と思っていました。
正直、お金を貯めるのは中学卒業までが一番貯めやすいと思います。さらに言うなら小学生くらいまで。
高校以上になると出ていくお金の桁が違ってくるような気がします。
次男が高校生の時、進路の話をする三者懇談で担任の先生に言われたのは
「親が出来ることは、ただ金を準備しておくだけ」
ということで、教育資金の準備の仕方です。
・積立
・奨学金、教育ローン
・学資保険
積立
コツコツ積立。これが一番です。
子供が小さいうちからコツコツ積み立てていったお金が大きく役に立つこと間違いないです。
そんな余裕ない~!って思われるかもしれませんが少額でもいいので貯める癖をつけるのが大事です。
最初から読んでくださっている方は「コーナー始まって以来の最悪家計簿が何言ってんだ」と思われるかもしれませんが、過去の私のことはどうぞ忘れて。
今は500円玉貯金大好き母さんに生まれ変わっています。(*´艸`*)
500円玉貯金もいいですよ。お買い物をして財布の中に500円があったら必ずそれを貯金箱に入れるようにします。
すると…
次第におつりに500円玉が出るように支払うようになります。
600円の買い物をしたら1100円出してお釣りを500円玉で貰う、という風に。
気づくと数万円貯まってます。(学費をこれのみではちょっと厳しいですが)
注意したいことは500円玉用の貯金箱は子供に見られないようにすることですかね?(-“-)
コツコツ貯金でおすすめは、児童手当を使わずに専用口座に入れること。
児童手当を振り込んでもらう口座は専用のものにして引き出さない。
最初から無かったものとして、いつもの給料だけでやりくりする。
積立貯金の基本は給料もらったらすぐに積立する金額を貯蓄用口座に入れて「無かったものとして生活する」です。
奨学金、教育ローン
借金なのであまりおすすめは出来ませんが、それでもしょうがない場合はありますよね。
全額返すお金なんだということをしっかり頭に置いて、最小限の金額を。
奨学金の中でも、学校の中で独自のもの?返済しなくてもいい奨学金がある場合があります。
各学校によって異なると思いますので調べてみてください。
そのタイプの奨学金は条件があって、成績も一定以上(というか、かなり優秀な人)で、受けることが出来る人数も少ないです。
学資保険
郵便局を始め、各社いろんなタイプのものが出ていますので内容をきちんと比べて検討してみてください。
元本割れしない、というのは必須条件。
毎月の保険料は大変だけれど、まとまった金額が入るので中学入学、高校入学など入学準備に使えて助かります。(ちなみに私はソニー生命でした)
まとめ
大学の授業料は高い。
国公立の大学は私立の大学よりは安いけど…でも、それでもやっぱり大変。
県外に出てしまうと授業料の他にも家賃や生活費もかかって更に大変。
年が近い兄弟姉妹がいて、大学生が2人、3人…となると、もぅ想像しただけでも「どうしましょ!!!」ってくらい大変になります。
お金がかかるのは子供の教育費だけではないです。
家のローン、車のローン、車検、税金、家電の買い替え(なぜか壊れるときはいろんなものがいっぺんに壊れる)、冠婚葬祭、帰省etc.
子供が大学生になるころには、親のこと、自分たちの老後のお金などの心配も加わり始めます。
そう。そうなんですよ。
私のように毎回振込用紙をもってアタフタしないように。
今のうちからコツコツ貯金&準備!です。
そして家庭の出費を今一度よーく見直してみるというのも大事です。
さ!今日からがんばりましょー!!(うちもあと一人残ってます)
追記
最初にこの記事を書いてから数年が経ち、三人目も大学生となりました。
三人目は公立の大学へ行くことになったので学費はぐんと少なくなりました。
私立の半分くらい?
が、県外の大学で一人暮らしをしているので今度はそっちの方が大変です。
とりあえず今は学生なので遊ぶお金やスマホ代以外は親負担ということに。
・家賃
・光熱費
・インターネット代
・食費
住むところを決めた時も敷金や仲介手数料と、あとはひと通りの家電、家具、布団などなど。
かなり大きな金額が飛んでいっちゃいましたよ~~。
まだまだ頑張って働きます。(;^_^A